こんにちは。
フォトスタイリストのヤノミサエです。
今日は受講生さんからのよくある質問シリーズです。
『一眼レフで撮った写真とスマホ写真ってどう違うんですか?』
『スマホ写真はダメなの?』
『やっぱり一眼レフの方がいいですか?』
と言った感じで、一眼レフとスマホについてよく質問をいただきます。
みなさん「一眼レフの方がいいんだろうけど、でもスマホも結構いいよね?」ってなんとなくは思ってらっしゃるので、何か違うのか?そこが知りたいという感じ。
そこで今日は、
いちばんの違いでもあるセンサーのお話と、画像で見たときの違いを分かりやす~く解説したいと思います!
ちなみに…。上の写真はどちらが一眼レフでしょうか?
分かるかな~?
イメージセンサーが違うので画質が違う!
年々進化しているスマホのカメラ。カメラの性能を重視してスマホを選ぶ方も多いですよね。
こうなってくると、「一眼レフとそんな変わらないんじゃないの?」と思われる方も多いかもしれませんが、現時点では違いがあります。
それは「搭載されてるイメージセンサーのサイズ!」
イメージセンサーって何?
そもそもココなんですが、すごく簡単に言うと、レンズを通して入ってきた光を電気情報に変換する部品のこと。心臓部ともいわれることもあるようで、とにかく大切な部品なんですって。(私あまり機械のことに興味がなくて…すみません笑)
このイメージセンサーのサイズが、一眼レフとスマホでは違うので、
大きなイメージセンサーが搭載されてる一眼レフカメラは、たくさんの情報を取り込むことが出来ます。わかりやすく言うと、「画質が高画質でキレイ!」ということなんです。
では実際に写真で見ていただきたいと思います。
こちらは一眼レフで撮影したもので…。
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こちらはスマホで撮影したものです。
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パッと見て、いかがでしょうか?違いは分かりますか?
横並びにしないと正直さほど分からないという方もいらっしゃるかも?
では横並びのこちら…。
スマホ(右)の方が画質が粗いんですが、こうすると分かりやすくなりますね。壁のペーパーがもぅぐしゃぐしゃ。
(スマホで見てる方はギュ~って画面拡大してみて!)
↓ ↓ ↓
ではもっと分かりやすくするため、拡大してみたいと思います!
↓ ↓ ↓
センサーサイズが大きい一眼レフ(左)はたくさんの情報を取り込んでいるので、拡大しても粗さが目立つことはありませんが、スマホ(右)はぐしゃっと潰れたような、にじんだような感じになり、鮮明さがありません。
これがイメージセンサーの違い。
一眼レフとスマホの違い、なんです。
※一眼レフで撮影
でもスマホには一眼レフにない良いところもあります。
・軽いので持ち運びがラク
・撮影からSNS投稿までがスムーズ
・身近に置いてるので今すぐ!のシャッターチャンスに対応しやすい などなど。
一眼レフが良くて、スマホが悪い、ということではないので、臨機応変にシーンに合わせて使うのがポイントでしょうか。
例えば、紙媒体など大きく掲載される場合などはスマホ写真だと画質的にキビシイこと多いので、そのような可能性がある場合は一眼レフで撮影しておき、日常の記録写真は機動性に優れたスマホを使うと便利かなと。
と、ここまで記事を書いておいて何なんですけど…。
じつはスマホカメラは、「2024年に一眼レフの画質を超える」とも言われています。
詳しくはこちらの記事で見ていただきたいのですが、あと2年もすれば状況は変わるかもしれない。実際メーカーであるSONYは、イメージセンサーの設備投資を2000憶円増にして、スマホ向けに注力していますので、2年後には、「一眼とスマホの画質の違いはなくなった!」というブログ記事を書くことになるかもです~。
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