こんにちは。
フォトスタイリストのヤノミサエです。
気温が一気に下がって、めっきり秋らしくなった関西です。
私自身は地味でしっとりした写真が好きなもので、正直なところ春夏よりも秋冬の方がスタイリングしてて楽しい!撮影の頻度も秋冬の方が格段に上がります、笑。
さて、前回の記事がなかなか好評だったので、今日も受講生さんからのよくある質問シリーズです。
一眼レフで撮影をすることが多いカメラ経験者さんから質問をいただくことが多いのが、
『スマホだとなんだかうまく撮れないんです…』
『一眼だと思ったように撮影できるのにスマホだとむずかしくて』
『スマホが古いからでしょうか?』
といったような質問。
この「スマホだとうまく撮れない」という違和感の原因は…?
スマホカメラのレンズが広角レンズだから!
スマホカメラの広角レンズについて理解しておこう!
スマホカメラのレンズには「広角レンズ」と呼ばれるレンズが使われており、以下のような特徴があります。
・人間の視野よりも広い範囲を1枚に収めることができる
・広い範囲=ワイド感のある撮影ができるので風景などにピッタリ!
・奥は狭く、手前は広くなるという独特の歪み=遠近感が出る
例:視野より広い範囲が撮れる
臨場感があって素敵ですよね!
↓ ↓ ↓
例:奥行き=遠近感が出る
奥が狭く手前が広がることでドラマティックな絵に。
↓ ↓ ↓
「広角レンズ」にはこのような描写の特徴があるので、ワイド感と奥行き感を表現したいシーンに向いています。風景や旅行、街中での撮影などはピッタリ!
しかし、テーブルフォトや物撮りとなると、この広角の良さが邪魔をしてくる=撮りにくい、となるわけです。奥にあるものが小さく、手前にあるものが大きく映るのは困りますよね~。実際と違う見え方になってしまいます。
また「広角レンズ」には、垂直が斜めになってしまうという特徴もありますので、主役を画面の中心に置いたら、角度をつけずに正面=アイレベルで撮影をすることがポイントになります。ただ斜め上から角度をつけて撮ることも多いテーブルフォトだと垂直が正しく表現できず、違和感を感じる絵になってしまうことも。
スマホ撮影がむずかしい理由は『広角レンズ』にありました!
スマホの広角デメリットを解消する撮影方法もあるにはあるのですが(デジタルズーム)、思ったような見え方になるようレンズの交換ができる一眼レフにはかなわないところ。
お家に一眼レフカメラが眠ってる方は、是非とも一眼レフカメラも使ってあげてくださいね。
いつものスマホ写真とはまた違った写真が撮れますよ♪
むずかしいと思われがちな一眼レフカメラですが、実は5つの基本機能を覚えるだけと意外にカンタン。
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